喜右衛門園芸

植物栽培、観察、雑学、情報発信

2024-01-01から1年間の記事一覧

ショート・3 園芸コノフィツム 〜 ブランダムとレガレを使った交配種に就て

当時国内にあったブランダムは、増えは良かったが花着きは悪く花色は薄いピンク、殆ど白に近い物であった。 古いクローンの一般的なブランダム 一方レガレは着花率は良く大輪で花色が濃いめの物があった為、ブランダムにこの花色と大きさを受け継ぐ血を入れ…

ショート・2 園芸コノフィツム 〜 花獅子と花車

どちらの園芸種も花に特徴がある。 花弁がよじれ旋回する巻花と呼ばれる花を持つ園芸種だ。 先日販売サイトで、花獅子を花車の名で幾つも販売されていたが、花車の方が流通量があるので、購入された大半の方は花車の名を疑わないのではないか。 時折流通する…

ショート・1 園芸コノフィツム 〜 悟空

なかなかまとまって落ち着いた時間が取れないが、発信したい情報が結構あるんです。 こんな事、あんな事違うんだよなぁ、こうなんだよ、そうなんです、ってその時に思う事を割と直ぐに発信したいんですね。 と言う訳で、やっていこうかと思った次第です。 ど…

お題とその内容について。

一度たてたお題で公開したもので、経過観察ものは日を改めてその後を公開しています。 その間隔は割と直ぐだったり半年または一年後だったりまちまちですが、新たにお題をたてて公開するのではなく、既存のお題の後半に公開日を付けて内容を公開しています。…

あなたに惹かれる・6 ミズアオイ

この植物に出会ったのはもう35年程前の事で、千葉県の休耕田であった。 最初の印象は青紫の花が綺麗だが、随分と大きくなるんだと思った。 測ってみると葉までの高さは100cmにも達していて、1本が抱えられない程大きい。 それが休耕田一面にあるのだから、バ…

ヤツガシラ

かなり昔から知るが、自生を一度も見ていない。 普通品のツメレンゲは各地で見て自生の場所により姿は変化するが、岩上の様な乾燥地の物は締まった姿で好きです。 それが栽培でもその締まった姿を普通にしているヤツガシラは、眺めているだけで癒されます。 …

最近多いオロスタキスの交雑について・2

Horticultural genetic contamination of Orostachys ssp. 鉢で栽培していたマルガリティフォリアとして栽培する個体が昨年開花しました。 この植物を初めてみた2020年春、運良く入手する事が出来て栽培を始めました。 入手時の名前はセンペルビウムと称され…

センペルビウム・あれこれ10 Sempervivum etcetra

今回は繁殖方法を考察する良い材料が入手出来ましたので、 綴化を使って実際にやってみようと思います。 センペルビウムを暖地で増殖させるには大分遅い時期となってしまいましたが、入手出来たのがこの時期でしたので強行になりました。 またこれを逃すと前…

クラッスラ・コルムナリス 〜 麗人 基本種と亜種の関係を栽培から考察してみた。

Crassula columnaris 、国内でも古くから知られた種で麗人と言う高貴な流通名を持つ物です。 10数年前も基本種が稀に販売される程度の貴重品で、塊根性クラッスラを除いて1、2位を争う高級品でしょう。 私はこのコルムナリスは大好きで、販売されているのを…

Conophytum bilobum ssp. gracilistylum

広義ビロブムは最も分布が広く幾つも亜種、変種があり、厳密に言えばその一帯に自生している個体毎に葉姿は違い、どの個体も実に美しく個性的です。 私はこのビロブムのセクションは一番好みで、子供の頃にホームセンターでリトプスとビロブム(恐らく園芸交…