喜右衛門園芸

植物栽培、観察、雑学、情報発信

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

臥牛の実生

ガステリアの実生は簡単です。 誰でも出来ます。 あることに注意するだけです。 それは出来た苗を一本ずつ植え付ける事が出来るか否かにかかっています。性質的には他花受粉なので、開花してそのままでは結実しません。 希に何かの原因で結実するかもしれま…

アガベ・3 プミラ Agave pumila

家でアガベの導入は、このプミラが一番古い。 と言っても十数年前だか、導入した時の名前はアロエ・プミラだった。 今から思えば、アロエで無いことは簡単に理解出来るが、当時はこんなに小さなアロエが在るもんだと思っていた。 その個体が此なんだが、入手…

全くわからない1 ・オロスタキス Orostachys

綺麗なロゼットなのでアイコンにしていますが、直径7cm程で私には未知な植物です。 これは最初に見たときに違う植物の属名が付いていたが、一見して違う事が判りオロスタキス属の植物だと想像した。 調べてみても良く判らなかったが、時季に花芽が出て来て確…

Mesembs メセン-1・カルルアンツス Carruantus 

10年位前はリトープスやコノフィツム フォーカリア以外にも色々なメセン達があって、入手することは以外と簡単だった様に思われます。 それも昔からある古来品のクローンやそれを使った実生品、新たに種子導入による実生品など、色々あったと思う。 メセンで…

Haworthia ハオルチア

近年ハオルチアは研究者によって大きく再編されましたね。 未だ国内ではハオルチア属として長らく親しんできた為、なかなか浸透していません。 また全ての研究者が支持してない事もあって、中々浸透していない理由の一つです。 でも愛好家から見ると、アロエ…

読みにくくて、すみません。

始めたばかりとは言え、 国語力の無さが露呈しています。 言い訳を言わせていただけたら、 時間がある時(10分でも)に何日にもわたって書いているので、その時書こうとしていた事を忘れてしまい、後で見てみると 何だこの文章は。 ってなります。 特に夜は何…

アガベ・2 オカフイ Agave ocahui

アガベには正体が判らないものが多々ありますね。 元をただせば海外からの輸入由来なのですが、その際に間違った情報で認識されたり、当時は学名や園芸名等が付いていたが、その後に札落ちし似ている物と同じ名前で呼ばれたり。品違いや何だか判らない物にな…

アガベ・1 ゴールデンプリンセス

アガベも世界中で人気ですね。 海外では実生もされていて、近年その実生の中に園芸的価値の高い物が続々と登場しています。 それでもそれらのクローン達は、誕生してから10~20年位は経っていて、満を持して登場しています。 実生選別し親にし、様々な方法に…

Conophytum garden hybrid No.3

園芸コノフィツム覚書き・3 “ 銀河 ” と“ 白雪姫 ” 今回は流通の多い白花園芸品の " 銀河 " と、 流通は今一な " 白雪姫 " に就いてです。 これは " 銀河 " ですが、あまりよい画像ではありませんが、最も園芸的価値が高い物です。 増殖率も高く群生株に簡単…

リトープス 朱唇玉・栽培のヒント

リトープスの中でも非常に目を引くカラスモンタナ種ですが、流通名で朱唇玉やトップレッド等と呼ばれるタイプがあります。 これは親が非常に良く、コールナンバー(コール博士の集めたコレクションからの種子)の実生を繰り返し、選別固定させた実生苗由来です…

Conophytum garden hybrid No.2

園芸コノフィツム覚書き・2 “ 銀星殿 ” と“ 銀星 ” 園芸品の中で白花は幾つかある。 現在流通していない物が多いが何故なのか解らない。 若干増えが悪い感じもするが、白花だからと言うわけではない。 それぞれ親となった個体の遺伝的な特性の違いだと思われ…

Conophytum garden hybrid No.1

園芸コノフィツム 覚書き・1 “ 花園 ” コノフィツムやリトープスを知ったのは、もう40年位前ホームセンターで販売されていたのを見たのが最初だった。 その後本格的に栽培を始めるまでおよそ30年。 これらを含めた多肉植物全般は園芸植物としてとても面白く…

多肉の凍結

この何年か軒下でも凍結するような事が、シーズン中に何回もあるようになった。 10年前程ならシーズン中の最低がマイナス2度が最高であったが、このところはマイナス5度なんてざらになって、シーズン中に何回も記録するようになってきた。 昨日の最低がマイ…

いいかげんにしてくれ。

ここ何年か非常に人気のコノフィツムですが、人気のお陰で一つだけ良かったことがある。 一つだけって言うのは、静かに楽しんでいた者にとっては大変迷惑な話だったのだ。 苗、種子の供給量には限界があるので、アジア圏の爆買いをする人間達が現れて世界中…

また臥牛です。2 Gasteria armstrongii

臥牛に関してその方あり(少なくとも私はそう思っている)と言われる方の、交配実生品です。 葉幅の広く、短く、厚肉なフォームで好みの臥牛です。 本来の目的はこれの斑入り品を出すことだった様ですが、斑入り品で無くとも十分だと思います。 但しこれの兄弟…

Gasteria armstrongii 臥牛です。1

ガステリアを最初に見た時の印象を今でも忘れない。 何だこれは、良い意味ではない感想だ。 しかし時間が経って趣向が変わったのだろう。 間違いなく歳をとった事と関係がありそうだ。 私はガステリアの中でもアームストロンギイが特に好きだが、全般に葉幅…

Massonia マッソニア

南アフリカ原産の植物で古くから栽培され、プラントハンターに生涯を捧げたフランシス・マッソンを記念した属名です。 幾つかの種類を除き、簡単に実生出来るのと栽培も楽な種類が多いので、最近人気があります。 しかし海外でも栽培個体は豊富ですが、フィ…