この何年か軒下でも凍結するような事が、シーズン中に何回もあるようになった。
10年前程ならシーズン中の最低がマイナス2度が最高であったが、このところはマイナス5度なんてざらになって、シーズン中に何回も記録するようになってきた。
昨日の最低がマイナス6.5度と、今までで最高を記録した。
いよいよ多肉も軒下栽培ではキツい時代になりつつあるのかもしれない。
実生苗だが、こんなふうに凍ったのは初めてだ。
お解りであろうか、白っぽい所以外は全て凍ってしまい茹でたホウレン草の様になっている。
ここまでだと暖かくなるにつれて、溶けるように枯れてしまうだろう。
これもこんなに凍ったことはない。ダメージが大きすぎて助かるか判らない。
貴重な個体だったが残念だ。
因みに寒さ対策として、不織布を二重にベタがけしていてこれだから参る。
まぁ、栽培をやっているとこの様な自然災害的な、若しくは人為的な、または複合的な原因で駄目にする事がある。
仕方がない事なので残念だが、大切にしているものほど増やして放出しないといけないと、毎回思います。
世間ひろくに栽培されていれば、また栽培したいと思えば栽培するチャンスがあるからだ。
調子が良いときは、直ぐに忘れちゃうんですね、人間は。
愛培している植物の事を思うなら、抱えずどんどん放出する(譲る)事を行うべきだよ。
2021・11・8
冬に凍結したコノフィツムですが、あれから春の休眠までは酷い状態で、諦めていた。
時折視界に入ると残念な気持ちになるので、見ないようにしていました。
新葉までダメージがあるのか、表面は爛れ光合成は行えない程に褐色、多分ダメだろうな。
休眠前に休眠時の様子を呈してた。
だがどうだろう、
この秋の様子は、見事に復活していた。
素晴らしい!助かった〜。